2013年01月27日

遺族に借金がある場合の、相続放棄ともうひとつの方法

法律には、厄介だと感じさせられるものも多いですが、中でも思うのが遺族に借金があった場合、それも相続する必要があることです。もちろん、人が一人亡くなっても、世の中は回っているわけで、責任がそこで途切れては、貸している側もたまったものではありません。

亡くなった人が、しっかりしている人で、例えば家のローンが残っていても、死んでしまった時点でチャラになる保険に加入しているなど、残された人のことを考えているような人ならいいですけど、遊びに使うお金を借りて、何も考えずに死んでしまったというケースは、本当に迷惑ですよね。

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もし、資産を相続できるとしても、借金のほうが明らかに多いとなった場合、どうすればいいのでしょうか。ちゃんと、理不尽と思える法律には、対応策が考えられているので安心してください。具体的には相続放棄という方法です。

これなら、資産を受け取ることが出来ませんが、借金はあなたと無関係ということになります。とはいえ、現在住んでいる家が、遺族の名義人であり、相続しないと出て行く必要があるとなると、かなり大変ですよね。借金から逃れるために、相続放棄をして必要なものまで、すべて手放すというのも大変です。

そこで、もうひとつの方法としては限定承認があります。これなら、プラスの財産の範囲内で債務を引き継ぐことが出来ますので、状況に合わせて検討してみるというのも、いいのではないでしょうか。ちなみに、単純承認というのものあり、これの場合は借金も資産も、すべてを受け継ぐという形になります。

先に書いた方法は、両方とも手続きが必要なのですが、これの場合、手続きの期限である3ヶ月を過ぎると自動的に承認したものとみなされてしまいますので、注意が必要です。
引き継ぎたいものもあるけど、借金は引き継ぎたくないし、どうしようかな・・・。というノリでほおって置くと、後から大変なことになりますので、しっかりと手続きをしておきましょう。

他には相続分の放棄というのもあります。これは、相続人が単純相続した後に、遺産を取得しないことをいいます。これだと、相続人としての地位を失わないので相続分の放棄をしたとしても、借金などの相続債務を免れることが出来ないので、注意が必要です。債務を逃れるためには、相続放棄か限定承認を選んで手続きをしましょう。
posted by souzoku at 12:41| 日記 | 更新情報をチェックする
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